
映画に続き、
早速、小説も読みました。
小説では、主人公の今西刑事が歩む捜査の途、そして彼の息遣いまで聞こえてくるよう
でした。
映画だけ見ると、これはこれで十分大作ですが、原作の小説が小説だけに、
映画はストーリが大幅に簡略化され、かつ変更されていたことが分かりました。
何を省くのか決めるというのは、戦略を考える時と同じですが、小説から映画の場合、
特に小説が長編になればなるほど、2時間くらいにまとめなきゃいけないので、
その困難度が増します。 何を省こうとすると、全体のストーリーが成り立たなくなって
しまう。だからストーリーも変えなきゃいけない。 ここが脚本家の腕の見せどころ
なんでしょう。 しかし映画の画面からは流れて来るその時代、時代の匂いを感じます。
匂いにもいろいろあります。その典型が、タバコです。
至るところで喫煙のシーンが登場します。 自分が学生時代の下宿や、社会人になった
頃の職場の匂いが蘇ってきました。 スゴイ時代でした。
同じ作品であっても、映画と小説は、やっぱり楽しみ方が違いますね。
映画を楽しんで、その後、小説でもっと楽しませてもらいました。