
組織心理学者 アダム・グラントンさんの世界的ベストセラー三部作の内の一冊です。
アダム・グラントンさんを知ったのは、楠木先生が書いた その内の一冊
『GIVE & TAKE 与える人こそ成功する時代』 の書評でした。
この本の日本語版は楠木先生が監訳しています。
その後、ほどなく、最新刊三作目(原書ベースでは三作目ではないようですが)
『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』が発刊され、再び楠木先生の書評を
読んだことで、三作のどれかを読んでみたくなりました。
あれこれ比較検討して、書評を読んだことがない『ORIGINALS』を選択。
Facebook(現 Meta)の元 COO のサンドバーグさんが まえがきを寄せるという豪華仕立てです。
私がいちばん参考になったのは、『「いわれてみれば当たり前」の妙味』というタイトルの
監訳者である楠木先生のあとがき部分です。 あとがきだけで14ページもあるというところから
して、楠木先生の相当な入れ込みを感じることができます。
あとがきのタイトルを見ただけで、私の愛読書である楠木先生の『ストーリーとしての競争戦略』を
連想させますが、思った通り、あとがきのひとつの見出しに「『ストーリーとしての競争戦略』との
共通点」がありました!
それ以外にも、『コンフォーミティ(同調性)を乗り越える』、『ふつうの人々のオリジナリティ』、
『先延ばしの効用』という見出しで、私が三冊の中で狙ったとおり、競争戦略論とのつながりが
太かった!
「既存のシステムやルールにはそれが存在する理由が必ずある。既存のものを
却下するためには何よりもまず、なぜそれが存在するのかをじっくりと
考えなくてはならない。」
この一節が、今の私には最も刺さりました。
『温故知新』こそオリジナリティの源泉。
ISOWAの戦略についても、 創造的破壊(破壊→創造)のプロセスの『破壊』の前に、
『温故知新』心掛けます!
追伸
この本を選択したことを楠木先生に伝えたら、
「僕はアダムグラントの本は最初のGive &Takeがベストだと思っています。」
との返事がありました。