
この本、2016年にスコラの長野さんが出した本。
『オレがやる!』というISOWAの行動指針の三本柱の内のひとつがタイトルに
なっているから、ISOWAが舞台の本かと思うけど、実はこれ、当時の風土改革
仲間だった自動車修理のK社さんがモデルなんです。
今日は、この『オレがやる』に関するお話。
お盆のお客様での据付も、どの工事も、安全に、かつ成功裏に終えることができました。
ご依頼いただいたお客様、ありがとうございました。
そして酷暑の中、作業に当たってくれたISOWAビト、TASUKEビトのみなさん、
ありがとうございました。
お客様で機械が稼働し始めたところで、あちこちの現場を見て回った営業本部長の
Nくんが、
「どこの工事もみな、スカッと行きました。
若いメンバーが成長し、本当によくやってくれるようになりました」
と、うれしそうに報告してくれました。
その報告を聞いて、
「みんながそれぞれ『オレがやる』を実践してくれているんだな~」
と私もうれしかった。
いくつかあった工事の中でも、最も過酷だったのは、

(参考例の写真)
狭い工場でも導入できるようにと、コルゲータを構成する機器の後半部分を、前半部分の
上に乗せた 二階建てコルゲータが流行った時期がありました。
その二階建てコルゲータの2階部分にある機械の改造工事です。
おまけに日本でも有数の酷暑地帯にあるお客様での工事です。
ただでさえ暑い地域の工場の上に、さらにその2階部分なので、熱気が半端ナイ!
熱中症が最も心配された工事でした。
この工事を担当し、作業後貴社したメンバーの労うと、
技術のMiくん:
「もともと暑いのは得意ですから。
おまけに私の仕事はすべて1階部分だったので、楽させてもらいました。
大変だったのは、同じ電気の作業でも、2階で仕事してくれたMaさんです」
で、e技術サービスのMaくんに聞くと:
「私は電気の配線など後半の部分を担当しただけで、いちばん大変だったのは、
機械据付を担当した組立のSくん、Hさんたちです。
お客様が心配して、早めに仕事を切り上げるように言ってくれても、
『いや、大丈夫です。予定通りやります!』
と言って聞かないんです。本当に頭が下がりました」
そこで今度はそのSくんに聞いたら:
「確かに調整運転に入ってからは、結構暑かったですが、
据付の時期は暑さもちょっと一服だったので、助かりました。
工事直前、お客様が忙しくって、予定の時刻に機械を止めていただけ
なくって、その分、工事の生産再開時刻がずれ込んで、お客様に
ご迷惑をお掛けしたのが残念でした」
とお客様都合での遅れを取り戻そうと頑張ってくれたのです。
自分の頑張りなど何でもないこととし、「自分よりもっと頑張った仲間がいます」と
手柄を仲間に譲ろうとする。 今の時代、出会うことが少なくなった謙譲の美徳。
そう『絶滅危惧種』です。
この3人の『恩送り』リレー・トークを聞いていて、大震災や集中豪雨の後の甚大な
被害を受けた田舎の人たちが
「私たちは、まだいい方です。もっと大変な方がいるから」
と健気に語っている姿と重なってしまいました。
『あと一歩』『もう一歩』もあるけど、『オレがやる』もある。
でも考えたら、『あと一歩』も『もう一歩』もそこまでに何歩も、何十歩も、
いや何万歩もあるいてきたからこそ、『あと一歩』『もう一歩』なんだよね。
そして『あと一歩』『もう一歩』で『オレがやる』に到達する。
だって風土改革は積み重ねだから。