
きっかけは一昨年の5月、散歩の途中で見つけた薔薇園。
その薔薇園のおじさんが、「挿し木で育つから、やってみなさい」と頂いた

一枝の薔薇(実際には三枝ぐらい頂いたんですが)。
早速挑戦してみたけど、すべて枯れてしまい、その報告に行ったら、また何本か
くれて・・・ ということを繰り返していましたが、とうとう冒頭の写真と、

この写真の二枝、ここまで育てることができました(と言っても、育てたのはひとえに
ツノ坊。私はノータッチです)。
そこで、これまでの親切に対するお礼と、現状の報告、今後のアドバイスを頂くために、
過去何度かおじさんの自宅脇の中央線沿いの薔薇園を訪ねてきましたが、タイミングが
悪いのか、はたまた我々の心掛けが悪いのか、さっきまでお世話をしていて、まだ
後片づけも終わっていないようだけど、おじさんの姿は見えないということが続いて
きました。
「一体、何時ごろだったら、お世話をしているだろか?」
「お昼ご飯休憩は必ずするよね。
そこからひと休みして、作業を再開するだろうから、
3時なら絶対に外で作業しているはず」
と当たりを付けて、薔薇園を目指しました。
こうして中央線沿いの道に出て、薔薇園が見通せるところまで来ました。
まだ作業の途中らしく、道具やごみ袋が散らかったままですが、今回もおじさんの
姿は見えません。 近付く足取りを遅くしたり、通り過ぎた後も自宅の周りを巡ったり
しましたが、やっぱりおじさんは出てきません。
で、もう少し線路沿いに散歩を続けて、帰りにもう一度ここに戻って来ようという
ことにして、散歩を続けました。
そして「ボチボチかな」というところで引き返し、来た道を戻り始めました。
そうこうしていて、おじさんの自宅が見え、薔薇園が見通せるところまで来ると、

「あ、見えた!
おじさんがしゃがみ込んで作業してる!
とうとうお礼が言えるぞ・・・」
と喜び勇んで、歩みを早め、向かって行くと・・・ な、な、何と!

しゃがみ込んだおじさんに見えたのは、名古屋市指定の可燃ごみ用の袋でした・・・
返り討ちにあったような気分
いつになったらお礼が言えるのか?
(早く人間になりたかった妖怪人間ベム、ベラ、ベロ風に)
早くお礼が言いた~い

ゴミ袋さんも、きっと
早く人間になりた~い
そうしてツノ坊と私のお礼巡礼の旅は続く・・・