磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに! 自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける 世界一社風のいい会社を目指しています。

『雄気堂々』



去年、大学の同級生たちと渋沢栄一の故郷・深谷を訪問したのがきっかけで、
学生時代に読んだ城山三郎(名古屋出身で、私の父と同じ歳で、父と同じ
現在の名古屋工業大学に通い、終戦後は、私の母校一橋大学でも学ぶ)が
書いた『雄気堂々』を読み直してみました。


      

渋沢栄一というと、私も大好きな『論語と算盤』『道徳経済合一説』が有名
ですが、それに至るまでの幕末維新の波乱万丈の人生もなかなか興味深い
ものがあります。

それと共に、今回、改めて感じたのは、



三菱の創始者 岩崎弥太郎 との死闘です。

自社の利益を徹底追及し、

 「どんぐりには、どんぐりのとりえなど、わかりはしない」

と独裁を旨とする岩崎弥太郎に対し、徳と利の両立、企業の社会貢献を
旨として、

  それぞれの人が持つとりえを結び合わせて、大事を成就する

という渋沢栄一。

渋沢栄一は岩崎弥太郎の独裁主義に危険なものを感じ、三菱商会(後の
郵便汽船三菱会社)に対抗して合本組織・風帆船会社を設立しました。

ここから両社による果てしない運賃引き下げ競争が始まり、倒産寸前
まで争いは続いたけど、最後は岩崎弥太郎が亡くなり、一応の決着が
付くことに。


三菱さんと同じ分野で仕事をしているISOWAとして、そして渋沢
栄一の考えに共感している私として、ついつい力が入っちゃいました。笑


こんなにも偉大な人なのに、知名度が低いのが、本当に残念です。
NHKの大河ドラマの主人公になってもいいのに、そうならない理由がある
そうです、それは本の中にもちょっとヒントがあります。

渋沢栄一の妻が、

 「お父さんも論語とはうまいものを見つけなさったよ。
  あれが聖書だったら、てんで守れっこないものね」

と言ったとおり、論語には女性に対する戒めはないそうです。

つまり大勢のお妾さんを囲っていたそうで、こういう女性問題があるので、
NHKも取り上げられないという話を、渋沢栄一の故郷・深谷で耳にしました。


でも三宅裕司さんが演じて『あさが来た』にもちょこっと登場したし、あさの
ご主人の新次郎さんも女性関係は相当盛んだったので、NHKもぼちぼち
解禁してくれてもいいんじゃないでしょうか。


せっかくだからと、先日、



東京の王子の飛鳥山公園にある渋沢資料館も訪ねてきました。

ちょうどお花見シーズンだったこともあってか、館内も大勢の人で賑わって
いました。さすがですね。




そのお隣のお隣にある紙の博物館。
私の大学の先輩がここの館長を務めていて、その関係で、ISOWAも賛助
会員となったんですが、ついでに館長さんもお尋ねし、こちらも駆け足で
見学してきました。

これも渋沢栄一がつないでくれたご縁でしょうか?