磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに! 自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける 世界一社風のいい会社を目指しています。

人を見る(後編)

 

昨日、途中で消えてしまったブログの続きです。

 

二組目は:

入社5年の加工のNくんと、上司のKくん。「私は元々挨拶が苦手、他人と話をするのも得意じゃない。入社当時、ミスを連発していたのに、私の代りにKさんが叱られ続けてくれました。そしてチャンスまで与えてくれました」(Nくん)。なぜそんなNくんをかばい続け、チャンスまで与えたのか?という質問に、「彼はいつもまじめに取り組んでいたから」(Kくん)として、『ラブレター作戦』を紹介してくれました。「気づいたことをメモにして、毎日のように渡してくれました」(Nくん)。「それだったら『愛の交換日記作戦』だね」(私)。うらやましくなるほどの関係でした。

 

最後の3組目。

11年目と年配の(笑)組立のHくんと、上司のMくん。他の二人と比べると老けてます(笑) 「入社当時、分からないことばかりなのに、何も教えてもらえませんでした。それなのにミスすると、スパナで頭を小突かれました。ヘルメット上だからケガは有りませんが、『何も教えてくれないのに、間違えたら、それって私のミス?!』と思い、同じ失敗を繰り返さないよう、そして若手が同じ目に遭わなくて済むよう、自分がミスしたことを図面上に記録することにしました」(Hくん)。当時、私もその話を聞きつけて、メモが書き込まれた図面を彼に見せてもらいました。その後、暗黙知を職場の共有資産とする『音声つぶやきシステム』に出会い、「Hくんに被験者になってもらったらどうだろう」と上司のMくんに相談しました。上司のMくんは、Hくんに改善の提案をさせるだけじゃなく、製造技術という部署をつくり、そこにHくんを異動させ、CADをマスターさせ、自分で不具合点を図面化させるタスクを与え、Hくんはますます開花することに。「Mさんは、目指すべき目標です」。ステキな師弟関係です。

 

参加された方からは、

「教育は漢方薬。風土を重んじる考えやそれに基づく教育・指導が即効性はなくても強い会社を作る基礎」(Iさん)。

「先輩と後輩の関係性が、映画スターウオーズのジェダイマスター(師)とパダワン(弟子)のような温かさで印象深かった」(Yさん)。

 

3組そろって懇親会にも参加してくれました。経営者のみなさんと、堂々と話す姿はとても頼もしく見えましたが、後で聞いたら、「緊張して、食事の味はまったく覚えていません」。でもそれもとってもいい経験だよね。

 

プロセスデザイナー兼監査役のTさんのまとめとして、「やっぱり『人を見る』ですね」。 じゃあ、なぜ人を見るのか? 私の答えは『好きだから』ですね。 きっとTくん、Kくん、Mくんも、それぞれSさん、Nくん、Hくんを好きだからだと思います。