
社内でミーティングしてたら、Jさんが、私が年末の全社朝礼で話した
シャワー付き洗面台での気づきの話を受け止めて、従来とは違った視点での開発を目指したいとの発言がありました。
で、これに気を良くして、もうひとつ、今年になって気づいた新たな『向きを変える』です。冒頭の写真は、わが家のお風呂の写真です。ごく一般的なユニットバスです。みなさん、こういうユニットバスでシャワーを使う時、不便に思うことありませんか? 私は、長年、本当に長年、不便に思い続けていたことがあります。それは、

真正面に鏡があるので、シャワーヘッドをスライドフックに固定して、シャワーを使うと、どうしてもわが家で言えば、右サイドからシャワーが噴き出してきます。となると頭や体の左半分を洗う時に体の向きを大きくひねったり、シャワーヘッドをフックから外して、手に持って、左側を流さなきゃいけない。こうなると両手で頭を洗うこともできない。やむなく体がシャワーの正面に近づくように、ギリギリ浴槽に近くに位置するけど、洗い流したお湯が浴槽内に流れ込んでしまう。このジレンマ! 私の人生の長年の悩みでした・・・ というか、これってユニットバスが持つ本質的な課題だと思います。
ところが今年になって、突然、閃きました。こうするのです。

シャワーの噴き出し位置をできるだけ鏡の中央に近づけるため、フックの角度を鏡と平行になるように45度押し込む。その上でヘッドを自分の方に向ける。ただヘッドはどうしてもフックの角度に沿う方向に戻ろうとするので、とにかくフックを可能な限り回転させ、ヘッドが鏡に接して、方向を変えたくても、変えられないくらいの位置関係にするんです。 こうするとお湯がまっすぐ噴き出しました! やりました!!・・・ でも新たな問題が発生しました。 ヘッドと自分の体の距離が遠くなるので、お湯が頭や胸に当たらず、お腹にしか届きません。これではいけません。そこでさらにフックの位置を従来よりかなり高い位置に固定して、そこにヘッドを取り付けると・・・ やった。すばらしい! シャンプーした頭の全方位がハンズフリーで流せます。 完璧です!! ユニットバス生活45年。積年の悩みを打破することができた瞬間でした!!!
今回は、『向きを変える』に加えて『高さも変える』。さらにそれに加えて、鏡というシャワー装置とは別の既存のものを本来とは別の用途にも活用するという、三重の合わせ技です。追加のコスト、器具なしに、45年来のユニットバスの本質的課題を解決する。ユニットバスメーカーの商品開発者に聞いて欲しいな。