
な、な、なんだ! この人混みは! AIに質問したら、「飲食は5時まで、ショップは6時まで。激込みなので、夕方から閉店間際にかけてがおススメです。でも5時を過ぎると品切れかも」と言われ、夕方4時半過ぎに立ち寄ることに。 だから「きっともう帰るクルマが多いんだろうな~」と予想してました。ところがこの時間帯でも駐車場に入って行くクルマの多いこと。列をなして、あとからあとからクルマが入って行きます。想定外の事態に「一体どういうこと」とあっけにとられました。
しかしこれはまだ序の口でした。目当ての品の売り場に向かうと、店からはみ出して、人が行列しています。事情が呑み込めず、店内に入って行くと、ひと、ひと、ひと、ひと・・・ 大混乱。カオスです。 大勢の人の大半は、蛇が体をくねらすように、うねうねとした状態で列をなしています。そしてその列が店の外にまで伸びているんです。 もう長い間行ってないけど東京ディズニーランドか、行かなかった大阪万博のテレビ中継を見るかのよう。 列の先には、長いカウンターがあり、その向こうには何台ものレジが並び、空いたレジから声が掛かると、まるで誘蛾灯に吸い寄せられる虫のように列の先頭の人が声の方へ向かいます。 そうです。お店で買い物をした人がレジを待つ長い、長~い行列でした。 全長50mくらいはあるんだろうか?
全体像を把握した次に来たのは「お目当ての品はまだ売っているんだろうか・・・?」という疑問というか不安。 そうするとばんじゅうの中に数個それが残っているのを発見。ラッキー! 急ぎ、私とツノ坊ように2個手に取り、大急ぎでお店の外に出て、行列の最後尾につきました。行列に並んでから、周りの人を観察してみました。不思議なことに、みんな、楽しそうです。私には理解できません。私たちと同じ品をスーパーの買い物かごに何十っ個と買い込んでいる外国人らしき人もいます。それとは別の品をかごからあふれんばかりに詰め込んでいる人もいます。日本の景気は、本当はぜんぜん悪くないのかもしれません。行列は何度もUターンしてるので、何度も同じ人と顔を合わすことになります。幸い、レジのテンポは速く、常に行列は前へ前へと進んでいきますが、それと同じか、それ以上の人が最後尾に並ぶので、私たちはゴールに向かって前進しますが、最後尾には新たな客が並ぶので、いつまで経っても行列の長さは短くなりません。こうして行列してからどれくらい経ったのでしょう、やっと、やっとレジにたどり着きました。「こんな時間帯でも、いつもこんなに混むのですか?」とレジの人に尋ねたら、「今は団体さんがバスで乗り付けるんです。ご迷惑をお掛けして、申し訳ありません」
列に並ぶこと15分か20分くらいでしょうか、やっと手にしたお目当ての品。

焼きたてバームクーヘン。 焼きたてというだけあって、まだ温かい。早速、ベンチに腰かけて、頂きました。フワフワで、しっとり。あ~、美味しかった。ご馳走様。 でももう一度15分並んで買うかと言われれば、並びません。断言します。 で、この巨大なお菓子屋さんは、もちろんクラブハリエが経営するラ コリーナ。ラ コリーナとは調べてみたら、イタリア語で『公園』でした。巨大な芝生公園ですが、店内は公園というより『フードコートの行列テーマパーク』。近江八幡でリフレッシュしたのに、現実の世界に完璧に引き戻されました。こういう環境でこれだけの商売につなげるたねやのセンスには度肝を抜かれました。 『ラ・コリーナ』というより『コレ・ナーニ』というのが私の感想でした。