磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに! 自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける 世界一社風のいい会社を目指しています。

リモートで据付


 
アメリカのB社様から、段ボール印刷機ファルコンの2台目の注文を頂き、春に
船積みしましたが、その後、コロナウイルス感染が世界中に広がってしまいました。
 
しかしお客様としては設備投資減税の適用を受けるために、どうしても6月末までに
生産を開始しなければなりませんでした。
 
4月の時点では、ここまで感染が拡大するとは想定しておらず、据付工事はISOWA
アメリカで行い、最終調整時には日本からエンジニアが出張する計画でした。
 
ところがその後も、コロナの勢いは衰えるどころか、増す一方。とても日本からの
出張者の安全を確保できないと判断し、
 
 「最終調整まですべてISOWAアメリカだけで行おう!」
 
と決断しました。
 
 
そこからISOWAの新しいチャレンジが始まりました。
 
関係者で何度もミーティングを繰り返し、機械、電気両面の確認ポイントをISOWA
アメリカのクレイ、パトリック、そしてFくんとしっかり共有。
 
さらに日本サイドでは、組立のTくんが日本で組立中の機械の写真を使って据付資料を
作成してくれました。写真入りだったので、アメリカサイドはとても分かりやすかった
そうです。
 
また組立のOくん、Yくんは、時差の関係で、連日、朝7時から出社して、現地で
据付中のISOWAアメリカのメンバーにスカイプで指導してくれました。
ISOWAアメリカのメンバーもとても心強かった。
 
また電気面でも、Nくん、Aくんは、日曜日に現地のFくんにメールでアドバイスをし、
 
Fくんもさぞ安心だったことでしょう。
 
 
 
要所要所でリモートにて据付サポートを行った結果、期限の一日前の6月29日に
紙出しができ、その後の営業運転もとても順調で、お客様には大いに喜んでもらいました。
 
 
アメリカから届いた写真には:
 
 
 
濃いブルーのポロシャツを着たのがISOWAアメリカのメンバーです。
 
一番左がクレイ。中央後方の白髪のマイロー、その前のおでこの広いゲリーは
 
ISOWAアメリカのTASUKEビトです。そして黄色いヘルメットを被った
Fくん。
 
 
薄いブルーのTシャツを着ているのはB社のオペレータたち。
オペレータのみなさんが来ているTシャツの胸には、
 
        
ちょっと判読しにくいですが、上から、お客様の会社名、段ボール箱のイラスト、そしてFalconのネームが入っていました!
 
今回のB社様の工場はイリノイ州のシカゴ近郊。
ここではお店に入るにはマスクは必須で、工場内でもみんなマスク着用だそうです。
 

最初の紙出しから2週間、生産はとても順調で、お客様にもとても喜んで頂き、

ISOWAアメリカの立ち合いも完了し、全員引き上げました。

 

ISOWAとしては初のオンラインサポートによる据付で、正直とても心配して

いましたが、日米のISOWAビト、TASUKEビト、B社様など大勢の協力で

大成功で終えることができ、今更ながらISOWAのチーム力を感じることができ

ました。

 

コロナの中でも、この先もアメリカ向け、そして他の海外の国々への出荷が続きます。

コロナに負けず、ISOWAを愛してくれるお客様にISOWAの輪を世界の広げて

いこう!