
あるお客様が機械の見学に来社されました。
大事な見学なのに、
「ディスカバーISOWAツアーはありません」
という連絡が回りました。
最近、お客様が来社されても、ツアー未実施のケースが非常に多いのです。
その理由として考えられるのが、
・すでに過去ツアーを体験されているから
・時間がないから
・見学の目的が限定されているから
などがあるようです。
しかしこういう考え方はすごくおかしいと思っていたので、今回、あえて
声を挙げました。
「今は『部署紹介』をやっている訳ではありません。
『ジブン語り』です。
したがって見学目的の機械の設計、開発に携わった
担当者にその想いを語ってもらうことは、お客様の
出荷前の立会い、見学にもっとも相応しいことだと
思います。
それぞれの機械または電気担当者が見学される機械の
前で『ジブン語り』をして下さい。
「ぜひ中身の濃い、開発者の魂のこもった語りをお願い
します。
そして今日、コルゲータグループのSくんがお客様の前に立ちました。
Sくんは、担当している機械をどんな想いで開発したのか、そしてさらに
何を目指したいのかなどを、実に堂々と語ってくれました。
こんなに頼もしいSくんを見たのは初めてでした。
感動しました。誇らしかったです。
これで注文が取れなかったら、仕方が無い。
悔いはありません。
語り終わったSくんに、
「メチャクチャカッコ良かった。
Sくんの子どもさんに見せたかった。
あれ見たら、子どもさん、お父さんを見直すと思うよ。
後は営業が頑張るんだよな。
これで注文取れなかったら、それは営業のせいだ」
と労いました。
今日、Sくんが語ったようなことを、技術者は日頃からもっと、もっと
熱く社内で戦わせて欲しい。
でも最近、ちょっとずつそういうことが増えてきたと思う。
そう思って、わが社の技術者を眺めてみると、結構目がキラキラ輝いて
見えました。
う~ん、いい感じ。頼もしいね。
間違いなく、技術も変わっている。
その後、工場内の組立道場に立ち寄りました。
先週から、新入社員がこの道場での研修を始めたからです。
ちょい先輩のOくん、1年間の技術での研修を終え、この春から製造に
正式配属となったIくんも一緒です。
その中に、わが社では珍しく中途で入社したKくんもいます。
先週入社したばかりです。
彼の入社の経緯がまたイケるんです。
実は、東京のサービスに勤務するKくんの弟なんです。
少し前に、Kくんから、
「弟をISOWAで採用してもらえませんか?」
という申し出がありました。工業高校卒業後3年間勤務した会社が業績
不振でやむなく退職したとのこと。
上司のMくんから、
「今のISOWAは、社風やISOWAの考えに賛同できる
優秀な人材を募集しており、簡単には入れない」
と説明しましたが、Kくんは、
「自分が言うのもなんですが、弟はまじめでいいやつです。
ISOWAのこと、サービスの仕事のことはこれまでも
弟にいろいろ話していて、弟も強く希望しています。
一緒の職場でがんばってみたい、僕がちゃんと面倒みます」
いいお兄ちゃんですね。
そこで、わが社のメンバーによる面接を3度行いましたが、三人とも
「ぜひ採用したい」
という結論でした。
最終的には、
①お兄ちゃんのKくんのこれまでの姿勢、理念への共感度
②そのKくんが、堂々と推薦していること
③弟のKくんの履歴書に書かれていた
「自分もこのような会社に入社して、家族を持ち、
会社と家族を守っていきたい」
という言葉に感銘を受けたこと
という理由で、採用することにしました。

「みんなの写真を撮るぞ。
みんなでKくんを歓迎している気持ちが伝わる写真だぞ」
と言って撮った写真です。
どうでしょう、歓迎の気持ち、伝わるでしょうか?