
今日は超早めの投稿です。
年末のご挨拶をしても、すぐに年が変わって、また新年のご挨拶というのでは、
大晦日の投稿の価値が減じますから。
毎日書くということはそういうことです。
さて、百周年記念誌の資料集めをしていて、1980年代後半から2000年頃まで発行して
いた社内報『RINJIN』のこんな記事を発見しました。
1993年2月、名古屋中小企業投資育成さんが開いていたQCサークル研究会9社の
みなさんが、ISOWAに来社された時の様子です。
30年前の私だけじゃなく、当時推進委員を務めてくれていた Kさん、Iさん、
Fさん、ISOWAフーパーのFさんたちも登場しています。私も含め、みんな子どもの
ようです
ISOWAも1986年から10年少々、QCサークル活動『i-up運動』を全社で展開
していて、この研究会に参加していました。
ここに掲載された来場者へのインタビューを読んで、ビックリしました。
「全体的に工場内が暗い。
整理整頓は良いとも悪いとも思われない」
こういう感想を聞かせて下さったのが、

経営者としての原点 - 磯輪日記
ISOWAの66回目の定時株主総会があり、私自身社長として18年目を務めることになりました。毎回、大株主である名古屋中小企業投資育成さんから...
経営者としての原点 - 磯輪日記
投資育成さんのTさんでした。
厳しいコメントですが、実際、当時のISOWAはそういうレベルでした。
i-up運動のネーミングの由来、目的などは 次のように決めてありました。

これについて研究会当日、来場のみなさんに私はこんな風に語っていました:
「『i-up』という考え方は当社の人に対する基本的な考え方を示す
キャッチフレーズで、決してQCサークル活動だけを指すものでは
ありません」
この頃からの想いは30年経っても変わらず、私の経営者としての原点なんだとつくづく
感じます。
しかし他方では、RINJIN編集委員のこんな言葉もありました。
「このQCサークル研究会が開かれるまでは
『i-up運動はいったい何のために行われている
のだろう』
という疑問点がいくつかありましたが、QCサークル研究会を
終えて、i-up運動の意味を改めて知ることができました」
活動はしているが、その目的などは知らないまま、単にミーティングしてたという
素直な告白ですよね。それと共に、研究会に一度参加したから、i-up運動の
意味が分かるなんてことはあり得ない。
どんなことにおいても「指示する側と指示される側」では見ているもの(見えている
ものという方が正解だと思うけど)が大きく違うということですよね。
指示する側にとっては見ている側の問題であり、指示される側にとっては見させる側の
問題と、すれ違い。 これは風土改革でも、戦略でもおなじことで、いかに周知徹底が
難しいかです。だからこそ「やらせには限界がある」。
そしてしつこく、何度でも語り続ける。何度言っても、十分ということはない。だから
時間が必要。
「やらせはしない」「こだわり、語り続ける」というi-up運動の反省が、その後の
風土改革に活きました。
転んでもただでは起きませんから。(笑)
とういことで2020年の締めとさせていただきます。
名古屋は少し前から雪がちらつき始めました。
今年も1年間、ご愛読ありがとうございました。