
この本について二度目の投稿です。
何が違うか? それは前回のアップ時の写真と比較してもらえれば、一目瞭然。

何が違います? 今回は帯が付いてませんね。
前回は帯にある『無努力主義』について書いたんですが、どうしても別の視点でも
書きたかったからです。
今回の楠木先生の本、驚いたことに何箇所か『氷山』が登場するんです!
『良し悪し』は『氷山の上』の一角。これに対して水面下にははるか大きな『好き嫌い』が
広がっている。つまり大部分が見えない『氷山の下』ってことです。
おお、ついに楠木先生も『氷山モデル』を使い始めた!
うれしいな~
「きっとこれは私に影響されたんだ!」
と勝手に解釈しています (笑)
(あ、しまった! 楠木先生が嫌いな (笑) を使っちゃった! (笑))
「良し悪し族は必然的に視点がマクロになる」
これに対して、好き嫌い族はミクロの視点。
「ま、それぞれの好き嫌いだからイイんじゃないの・・・」
この違い、私もとても大切にしています。
昔は、すべての(それが無理にしてもできるだけ多くの)お客様に「良い」と言って
もらおう、もらいたいと思って仕事をしていました。
でも
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社をつくろう
という理念が定まってからは、
「すべての(それが無理にしてもできるだけ多くの)お客様に
『良い』と言ってもらおう、もらいたいと思うから、誰からも
本気で愛してもらえない。
いろんなお客様がいるのに、そんなことを思うこと自体が
そもそも無理なんだ。
我々が『好き』と思えるお客様のために全力投球し、その
お客様に『好き』と思ってもらえる会社になろう、製品を
作ろう、サービスを提供しよう!」
という考えに変わりました。
ただし楠木先生のように「誰に嫌われるかをはっきりさせる」という過激なことは
言いません。 でも、自分の好きな道を追求していくと、「好き」と言っていただける
お客様と嫌われるお客様は、自然に分かれてくるでしょうね。
学生を採用する時も基本は同じですが、この場合は、嫌われる学生も明確にしています。
巻末にこんな言葉がありました。
「理念がないと、資本主義下の経営はややもすると金融資本主義的な
方向に転がっていく。理念とは、その組織なり企業に固有の価値基準
であり、ようするに好き嫌いである。」
つまり、健全な企業経営には理念が欠かせないということです。
これ、ずっと昔から、私も言ってることと同じです。
競争戦略でも、やり続ける内発的動機はとても重要で、その原動力は「好きだから」。