
わが社の社員満足をいかに向上させるかを考えるプロジェクト『MANZOKU調査隊』。
いろんな角度から検討してくれているんですが、その一環として彼らに、
「どんな方法でもいいので、社員満足度向上のために一番有効と思う
方法で使って」
と100万円の予算を渡しました。
いろいろ考えてくれた結果、ちょうど2009年の3月決算で売上100億円を
突破したこともあるので、社員の家族とも一緒にその喜びを共有したいという
ことで「社員の家族にカタログ・ギフトを贈りたい」という提案が出てきました。
それを聞いて、私は大反対でした。
だって100万の予算を300家族で割れば、一家族3000円でしかありま
せん。
「そんな小額のギフトを贈っても、絶対に喜ばれない。
むしろひんしゅくを買うことになる。
それに業績への感謝はボーナスで表しているから」
しかしMANZOKU隊のメンバーは、
「絶対にそんなことはない。
金額じゃなくって、気持ちが大事なんです」
と譲らないんです。結局、不承不承私が折れました。
ただ自分の気持ちができる限り伝わるようにと心をこめた私のメッセージを同封
しました。
こうして社員の自宅にカタログ・ギフトが郵送されました。
ところがです。発送された直後から、私のところに、社員からのお礼の言葉は
もちろん、社員の奥さん、ご家族からもメールやお手紙、メッセージが届く
ようになりました。
「この度は、ISOWAからカタログギフトをいただき誠にありがとう
ございます。主人のみならず、私ども家族にまでお心遣いを賜り感謝
いたしております。
今年は本当に大変な年になりそうだと主人から聞いております。
巷では、“派遣切り”や“出勤調整”などの記事を新聞紙面で見かける
中で、ISOWAがそのような対応にならず、とりあえず主人も毎日出勤
をしている姿を見ると幸せであることを実感いたしております。
(中略)
私ども家族の生活の礎となりますISOWAが安定的に、そしてますます
発展することをお祈り申し上げております。」
「今回は家族へということで贈り物を頂きありがとうございます。
この不況のご時世の中、会社からの暖かい心遣いに感謝いたします。
益々の会社の発展に貢献できるよう妻としてサポートしていくつもりで
おります。
今後ともご指導よろしくお願いします。」
「100億円の売上達成、まことにおめでとうございます。
そして、心温まる素敵な贈り物をありがとうございました。
(中略)
まだまだ未熟ではありますが、主人がISOWAの為、家族の為に
気持ちよく仕事ができるよう、陰ながらサポートしていきたいと
思っております。」
家族とのやり取りの様子を克明に聞かせてくれた社員もいました。
まさかこんなリアクションがあるとは夢にも思いませんでした。
「社員のことが分かってるようで、まだまだだな~」
つくづく思い知らされました。
MANZOKU調査隊のメンバー、そして社員、社員のご家族の方々から、本当に
教えられました。
そう考えると、今回の社員満足度向上のための100万円は私の勉強代
だったのかも?
本当に勉強させてもらいました。
ありがとうございました。