磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに! 自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける 世界一社風のいい会社を目指しています。

なぜそんなことを聞くの?


 
これは、2011年3月、名古屋の料亭つたもで講演をした時の写真です。
6人の社員、プラス まだ大学生1年生だった光も、参加しました。
私も含めて、みんな若い! 
6人のうち、すでに二人は、定年退職している!
 
 
さて、この日、ここで、とっても興味深い会話がありました。
 
私の講演を聞いたO社のKさん(中央列前から3人目)が、講演後の懇親会の時、
私の席にやって来て、

 「磯輪さん、こんな風に会社経営してて、楽しい? 幸せ?」
 
なぜそんなことを聞くのだろう? ビックリしました。 で、

 「ものすごく幸せですよ」

 「そうか~ 私は磯輪さんとはまったく逆の経営していて、
  すごく幸せだけど、ISOWAさんは、何だか幸せそうに
  見えないな~ 社長も、社員さんも」
 
なるほどそういうことか! やっとKさんの質問の意図が分かりました。

 「社員がどう思っているかは私は分かりませんから、社員に直接
  聞いて下さい。でも何が幸せかっていうのは、人それぞれですから、
  ひょっとすると、私がKさんの経営の話を聞くと『幸せには
  見えないな~』って言うかもしれませんよね。
  それが価値観じゃないですか」

とっても新鮮でした。

 
そして、あれから14年経った今月。
お客様のK社長から、
 
 「ISOWAさんの若い社員が、大勢のお客様の前で実に堂々と
  自分の考えを話す。あれにはいつも驚かされます。
  お願いするのは難しいとは思うけど、可能なら、次回、私たちの前で
  なぜそんなことができるのか、本人から直に話を聞く場を設けて
  もらうことはでいないかな。 ダメ?」
 
と言われたので、
 
 「そんなこと言って頂けて、ありがたいです。
  お客様の社長さんからそんなことを言われたと聞いたら、
  当人たちはさぞ光栄に思うことでしょう。
  本当にそう言って頂けるなら、喜んで話をさせます」
 
と答えました。すると、
 
 「そこが分からないんだよな~」
 
と言われました。 
私は、ごく自然に思ったことを口にしただけなのに、こんな風に受け止められ、
驚きました。
 
『当たり前』って言うけど、実は文脈によっては、『当たり前』じゃなくなるのですね。
 
同じひとつの事柄であっても、見る角度が違うと、その意味合いがまったく
異なってくるんだということを改めて思い出させてくれました。