
私の高校時代の柱のひとつだったのが、CHICAGO という
アメリカのブラスロックバンドです。従来のロックに
トランペット、トロンボーン、サックスというブラス
セクションを加えた、まったく新しい音楽を初めて聴いた時、
体に電気が走るような衝撃を受けたことを今でもよ~く覚えて
います。
この週末に物置の整理をしていたら、CHICAGOに関する忘れて
いた宝物が出てきたんです!
CHICAGOは、1971年に初来日しました。でもこの時は東京と
大阪しか公演はなく、当時高校1年だった私は、一人新幹線に
乗って、当時のISOWAの大阪出張所の寮に泊めてもらって
大阪のコンサートへ出かけました。
翌年、二度目の来日では、やっと名古屋公演も実現したん
ですが、名古屋だけでは飽き足らず、この時も大阪へも出かけ
ました。

これらが、その時のパンフレットです。
でもこれが『宝物』ではありません。
二回目の来日の前に、CHICAGOはニューヨークのカーネギー
ホールで、当時観客動員記録を作った6日間連続のコンサートを
行い、それが当時前代未聞の4枚組みというど肝を抜くアルバム
として発売されました。
このアルバムには、山ほどおまけが付いていました。
例えば、180×120cmという特大のポスター。このポスターは
大学時代の下宿の天井に4年間貼っていました。
ウー、なつかし~い。
そのおまけの中に、表紙にカーネギーホールのイラストの入った
写真集がありました。

大阪公演の時、CHICAGOのメンバーが泊まるホテルを探して、
この写真集を手に、コンサートの後ホテルのロビーで張り込み
したんです。
そしたらメンバーが私の目の前に現れました。
もう一目散。写真集を持って突撃です。
「サイン下さい!」
そしたら気安くサインに応じてくれるじゃないですか! 感激!
私の想いが伝わったんでしょうね。
何時間も粘って、出てくるメンバーを見つけては、一人ひとり
サインをもらいました。今から思うと、本当にいい人たちだったん
ですね。
だって冒頭の写真のリーダー格だったギタリストのテリー・カス
なんか、写真よく見てくださいよ。サインだけじゃなく、
「Peace!」
って書いてあるでしょ。
こうして7人のメンバーの内、6人までサインをゲットしました。

でもキーボードのロバート・ラムだけはどうしても現れず、
彼だけもらい損ねました。 残念!
ひとつ謎があるんです。
写真集の表紙の写真をもう一度よ~く見てください。
左下にサインがあるでしょ。実はこれが誰のサインだかわから
ないんです・・・ なぜここにこの人のサインが・・・
このお宝が出てきたので、この突撃サイン攻撃の話をツノ坊に
したら、
「あなたは、『この人は』って思うと、その人目がけて体当たり
していくけど、そういう性格って子どもの頃からなのね」
ウーン、そう言われてみれば、そうなんなんだな~
「三つ子の魂、百まで」
って言うけど、私の場合は、
「高校生の魂、五十過ぎても」
ってとこかな。でもひょっとして、「百まで」かも!