
4月26日に改善コンサルタントの柿内先生が来社して以来、
その時のアドバイスに従っていろんな現場改善を各部署でやって
きました。
ただこれまでの活動は部署単位の改善で、全社的な動きに拡大して
いくために、柿内先生からも勧められていた、経営幹部によるKZ法
大作戦を実施しました。
この日のために、製造本部長のミヤさんが周到な準備をしてくれ
ました。ありがとうございました、ミヤさん。
作戦開始時刻の10時に、我が社と子会社イソワ・フーパースイフトの
役員、部門長、合計11人が全員集合!
ンー、盛り上がってきたな~

今回のKZ法大作戦対象は、組立工場全体で、「向こう1ヶ月以内に使用
する予定のないモノの全て」に赤札を貼ります。
まず午前中の2時間で、各自30枚の赤札を貼ることに。
私は、ボルト、ナットなどの消耗備品をメインに赤札を貼りました。
2時間が経過する頃には、ノルマの30枚はすべて貼り切りました。
でも正直言って、ボルトやナット類の在庫をこんなに真剣に チェック
したのは始めてでした。チェックしていて、
「こういう消耗備品ってこんなに在庫が要るのかな~?
補充の発注のルールはあるのか?」
と疑問に思いました。
それ以外にも、現場で汚れた手を洗う洗剤、トイレットペーパーなどの
在庫もチェックしました。これらは決して金額の大きなものじゃないけど、
KZ法大作戦の狙いは、金額の多寡にあるのではなく、不要、不急のモノが
社内に貯まらないようにすることだと思い、一つひとつ真剣に 確認
しました。
これで午前の部が終了し、1時に再度全員集合!
ただし午後の部は役員、部門長だけじゃなく、現場関係の主な管理・
監督者も集まり、総勢20名くらいの大部隊になりました。

そして全員で、赤札が貼られてモノを扱うのかを、一つひとつ現場で、
現物を見ながら、現実的に話し合って、決めていきました。
この部分が経営幹部参画型のKZ法大作戦の一番の肝で、かつ非常に手綱
捌きが難しいところですが、さすがミヤさん、見事な采配で、確実に
1件、1件、処分方法を決めていくんです。
いやー、実に頼もしい!
こうして工場内で赤札が貼られたものの今後の対応をすべて決める
のに、やはり2時間を費やし、予定通り午後3時に、今回のKZ法大作戦
組立工場編は終了しました。
作戦終了後、責任者のミヤさんから関係者に次のようなメール が
流れました。
あらためてつぶさに現場を観察してみると、そこには結構、経営資源
である「ヒト」「モノ」「カネ」のうちの「モノ」が「ムダ」に
あったり、理由も解らず保管されていたり、誰も知らないものが存在
したり。また、それらのために多くの場所が使用されていたり。
思いもよらぬ現状に驚かれたのではないでしょうか?
(かくいうわたしこそがその組立工場の管理者であり、先ずはみなさまに
その不甲斐なさをお詫びする立場では有りますが。申し訳ありません)
とにもかくにも先ずは「お疲れ様でした。」「有り難うございます。」
なお、赤札を貼付されたモノの処置については、みなさま方の責任で
「決定どおり」処置していただきますよう「お願い申し上げます。」
追伸:
みなさまには月に一度程度、各担当エリアにおいて、自らが署内の
管理職のみなさまとご一緒に「ミニKZ作戦」を実施していただけ
れば、整理整頓(6S)の習慣化(定着)が加速するかと存じます。
ちなみに製造Gでは、購買G・加工Gとも各管理者が別途、ミニKZ
作戦を展開中であります。
わたしも今後は毎日の巡回に赤札を持参しながら、「不要」「不急」
「不明」のモノへの対応を素早く行おうと考えております。
どうです、すばらしいですね。この姿勢、そしてこのスピード。
こういうスピード感が大好きです。
参加したメンバーも、全員、とても前向きに、参加してくれました。
こういうところも我が社の社風の現われだと感じました。
さて最後に私の感想です。
ミヤさんからは、「1ヶ月以内に使用する予定のないモノの全て」が
対象と言われていましたが、正直みんなずい分甘い査定だったと思い
ます。
ただそれは全員初めての経験なので、やむをえない面もあると思い、
次回以降さらにレベルアップを図っていこうと思っています。
私が一番感じたことは、
「経営幹部参画型のKZ法大作戦って、現場で、現物を見ながら、幹部が
対話することなんだな」
ってことです。

みんなが同じものを見ながら、
「これどうする?」
「困ったな~」
「じゃあこうするか」
こんな調子で、部署を超えて幹部が意見を交わす。ここから新しい
知恵が生まれるんだな~
そんなことを強く感じました。
次は加工工場。そして倉庫。さらには事務所というように、順番に
経営幹部参画型のKZ法大作戦を展開していこうと心に決めました。
みんなで決めた処分方法は、各自責任もって実行して下さいね。
協力してくれたみなさん、ありがとうございました。