
1カ月前に来社してもらった改善コンサルタントの柿内先生。
その後、先生が著書を送ってくださいました。
『ちょこっと改善が企業を変える』。
その中に、先生が昔聞いたという、とっても面白く、かつ深~い小話が紹介されて
いました。
イギリスの家庭で、奥さんがローストビーフをオーブンで焼く時、きまって両端を
切り落としていることが、旦那さんにはずっと気になっていました。
で、ある時、奥さんにその理由を聞いたら、
「『両端を切って焼くと、美味しくなる』と母から教わったの」
そこで旦那さんは、奥さんのお母さんに同じ質問をしたところ、答えは、
「私の母もそうやって美味しいローストビーフを作ってくれたのよ」
それでも納得できないので、今度は奥さんのお祖母さんのところへ行って、肉の
両端を切る理由を尋ねてみると、
「昔は、オーブンが小さかったので、お肉がそのままではオーブンに
入らなかったので、両端を切っていたの」
つまり、最初はそれなりの理由があったのに、それが時が経つ内に、その理由が
解除された後も、神話になってしまい、その背景が問われることなく、そのまま
標準になってしまい、継続されていたということでした。

示唆に富んだ小話です。
だから先生は言います。
「作業標準を設ける場合は、それを設定した背景、理由も合わせて
記載しておきましょう」
そう、「オーブンが小さいので、両端を切る」みたいにね (笑)