前評判が高かった作品です。
だからでしょう、週末にレイトショーで観賞したんですが、結構な入りでした。
生まれた時に入れ違ってしまったわが子。
血で繋がったのがわが子なのか、それとも時間でつながっているのがわが子なのか？
もし、映画同様、自分の子どもが小学校入学直前に、
「あなたの本当の子どもは入れ替わっていました」
と告げられたら、あなたはどうします？
映画を見た後、ツノ坊と話し合ったのですが、私ならおそらく、聞かなかったことにして、
「６年間育てて来た子がわが子だよ」
とそのまま育てることを選択すると思います。
ただ先方の両親も同意してくれないとね。それって、難しいかな～？
仮に血のつながりはなくとも、そのまま育てられることになっても、その先、子どもが
思春期を迎え、親の思う通りにならなかったら、きっと
「やっぱりアレはオレの子じゃないからか・・・」
と思ってしまうかも・・・
一体『血』って何なんでしょう？
この映画を見て、一番強く感じたことでした。
そうそう、福山雅治は「それでも父になれなかった」ですよ。
絶対に、最初から最後まで、父にはなれていません。
どう見ても、ミスキャストです。
大河ドラマ『龍馬伝』は良かったけど、それ以外はどうにも好きになれないな。
