磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに! 自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける 世界一社風のいい会社を目指しています。

よく来てくれました!



昨夕、新幹線が大雨で一時止まるほどの悪天候の中、
大学の同級生で、私同様、家業を継いで、中小企業の社長を務めているTくんが、
甥御さんで常務のシンジさんと一緒に、遠路一泊二日でISOWAを訪問してくれました。

どこから来てくれたかというと、



母校とも繋がりの深い渋沢栄一の出身地である埼玉県深谷市です。
少し前に、新1万円札の肖像に選ばれたとニュースになりましたが、すでに地元深谷市では
そのお札が流通しているそうです。。。 ってそんなはずはありませんよね。
そう、これTくんが密かに作った偽札なんだそうです。。。 ってそんなはずもありませんよね。

5年くらい前から「渋沢栄一をお札に!」という運動が深谷ではあり、そのために作ったもの
でしたが、本当に決まったので、リバイバルしてるそうです。

お土産にもらったんですが、世の中に先駆けてる感じがして、ちょっと得した気分です。


昨夜は、わが社のNくん、そしてシンジさんと同じ立場の光も交えて、事前ブリーフィングを
兼ねた夕食会のつもりが、TくんとNくんが、

「まあ、まあ」

とお互い言いつつ、お酒を勧め合っこするので、徐々に脱線してしまいました 笑



そして一夜明けた今日、朝からISOWAに案内して、光、調達のYくん、組立のKuくん、
加工のAくんが自分語りをしてくれました。


 「世界一社長をやりたくない人が社長を務めれば、社員の自主性が高まらざるを得ないと
  思ってから、吹っ切れました」

Yくん
 「ISOWAのモノづくりは自分が支えます」

Kくん
 「百祭のプロジェクトを通じて、それまでは『仕事』と向き合っていたのが、
  『自分』や『仲間』とも向き合える機会を得ました」

Aくん
  Aくんは、語りの内容もさることながら、語る表情が明るく、柔和になったし、語り口も
  自信が感じられた。 すごく成長したね。


そして光の自分語りを撮影していた新入社員のKくんにも意見を求めたんですが、これがまた
よかった。 一番気に入ったのは、

 「就職後、大学の同級生たちと会って、近況を報告し合ったんですが、私が、

   『1ヶ月間すっと経営理念の研修だった』

  って話すと、みんな驚きます! 笑

  あまり詳しいことを言っても、とても理解してもらえないと思うので、深くは
  説明しません」

この感覚、私はいつも持っています。
ISOWAのことを説明しても、興味の無い人にはまったく理解されず、むしろ変人扱いされる
から、あまり触れないようにしているんですが、入社してまだ3ヶ月半なのに、すでに同じ様に
感じれるとは、もうすっかりISOWAビトだね。 大したもんです。
それも突然の指名にアドリブで答えたんだから、立派です。


 「磯輪社長さんはじめ幹部のみなさんが、本気になって手作りの社風を
  作ってこられた歴史を感じ、社員の皆さんがそれとともに成長していく
  ストーリーは本当に素晴らしいですね。
  今日の自分語りの皆さん、自分の言葉で自分の仕事を語り、自分の考えや
  想いを伝えていただき最高の歓迎をいただいたと思います。」

 「『社員とその家族のため』を第一にという考えは、
  わかってはいてもなかなか具現化できないもどかしさがあります。
  それを様々な形で実現されている御社は説得力がありました。」

そして、特にうれしかったのは、この言葉でした:

 「日本一、埼玉一はまだまだかもしれませんが、まずは深谷一良い社風を
  目指していきます。
  それまでに私の自分語りを練習しておきます!(もちろん弊社社長もですが)」

と、Tくんもシンジさんも、にこやかになって帰って行きました。


我々も、『Mr.誠実』Tくんとシンジさんとたくさんお話しでき、にこやかになりました。

お互いどれくらいにこやかになったかというと。。。

    

お土産にいただいた この最中くらい にこやかになりました。


本当に遠くからよく来てくれました。
今度こそ、T社さんにお邪魔させて下さい。
ありがとう。