
前回からちょうど1年でした。
今年も、春日井高等養護学校の文化祭に参加しました。

今年も、みんなの発散するエネルギー量に圧倒されました。
あの声の迫力。規律正しさ。すばらしい!
ただ去年と違ったことがひとつだけありました。
去年は一見学者でしたが、今年は保護者になった気持ちでした。
そう、来年の4月にISOWAビトになることが決まっている同校の
3年生のIくんがいるからです。
たまたま体育館で座った同じ列にIくんがいて、いち早く私の姿を
見つけて、ニッコリ笑って会釈してくれました。
うれしいね~
2年生が全員で『水戸黄門』の青い花火の話を演じてくれましたが、
すばらしい出来でした。よくあれだけ練習したものだと関心しました。
そしていよいよIくんたち3年生の群読、創作詩の朗読、合唱が始まり
ました。

もうこうなると、自分の子どもの発表を目を皿の様にして見つめる
父親の気分です。
と思っていたら、最初のセリフを言ったのがそのIくんでした
立派でした。わが子のことのように誇らしかったです。
同校の伝統となった後輩たちからの「アンコール、アンコール」の大合唱も
心がほっかりします。
想定外の場面でもこの「アンコール」コールが起こり、一体どうなるのかと
思っていたら、
「みなさん、席に付いて下さい。
アンコールはありません」
このアナウンスに会場はドッとわきました。
すべてのプログラムが終わり、体育館を後にする時、
「頑張ってたね。良かった!」
とIくんに声を掛けることができました。
いろいろお世話になっているN先生にもご挨拶して、車に戻り、校旗がはためく
写真を撮ろうとiPhoneを構えているのに、国旗と春日井市旗はいい具合にパタパタ
するのに、校旗だけまったくはためきません。
ずっとシャッターチャンスを待っていたら、Iくんのお母さんが私を見つけて
声を掛けてくれました。
ハタ迷惑だと思ってたけど、ハタして、こういうことになるとは。
こう考えると、この1年で大きな変化がありました。
IくんがISOWAに入っても、どんどん成長していけるように、ISOWAビト
全員で応援しよう!
春日井高等養護学校のみんな、今年もまたすてきな一日をありがとう。