
この日は、キース&サリーが真っ先に薦めてくれたワズデイル・ヘッドへ
向かいました。
ここは湖水地方の中の最も奥まったところです。
南側にはワスト湖、それ以外の三方は、

山に囲まれた窪地の様な場所です。
車が走れる道はここで行きどまり。
その終点に、今夜泊まる宿があるんです。
ハイキングの拠点で、宿泊施設も限られていて、ケンダルで地元の人に、
「ワズデイル・ヘッドに行った」
と話すと、
「そうですか!
私はまだ行ったことがありません」
と言われたるほどです。
なぜキースたちがここを薦めたかというと、

「何も無いから」
「・・・」
こんな風に我われに薦めておきながら、
「あまりに隔絶された場所なので、イソワさんたちには
ちょっとまずかったかな~って心配してたけど、
わが家のご近所を夕刻歩いた時、とても喜んで
くれたので、きっと大丈夫と思った」
と後から告白してくれました。
おそらく日本ではほとんど紹介されていない場所だと思います。
個人のブログで紹介したのは、私が初めてじゃないでしょうか?
わざわざここに行くためだけに行かなきゃいけない位置にあるから。
隔絶されていて、天候が悪いと、相当厳しい状態になるそうですが、

我々は、絶好の天候に恵まれて、とてもしずかで、のんびりした雰囲気の場所でした。
「ぜひハイキングするように」
ということで、「お手軽」(足軽?)として紹介してもらったコースを二人で
歩くことに。
行きがけに立ち寄った売店で、キースたちに紹介された目的地を伝え、
「どれくらいで歩けますか?」
すると、
「1時間ちょっとですね」
と言われて、スタートしました。

2枚目の写真のさらに左奥にあるホテルからワスト湖までは平たんだったんですが、
そこから1枚目の写真の左側の山の登りがきつかった~

おまけに、暑さ、そして牛や羊が行き手を遮り、それをこわごわ避けて進むこと、
さらに行きかう人がほとんどいないなどで、スピードがまったく上がらず、
言われた1時間強歩いても、全行程の半分もいかないほど・・・
「こりゃ~、ヤバイな」

この調子では、目的地までまだ1時間は係るし、さらに同じ道を帰らなきゃいけない。
この写真の中央に白く、小さく見える建物分かります? 拡大してみると・・・

これが出発した宿です。
ということは、まだ3時間は掛かります。
すでに結構疲れているから、下手したら、遭難しちゃう・・・
ということで、名誉ある撤退 を決断しました。

宿のパブには、こんな看板が (笑)
数年前までは電気も通ってなかったそうですが、今は湖の中に電線を埋設して、
電気は使えました (笑)
もちろん宿以外で食事するところはありません。
でもイギリスのホテルって、たいていレストランとパブが両方あり、パブは比較的
リーズナブルな値段で食事ができるのがありがたいです。
おまけにここワズデイルヘッド・インでは裏側も

こんな景色が広がっていて、ここの小川沿いの席で夕食を取りました。
贅沢でしょ。

やっと9時半くらいになってこんな夕焼けが・・・
到着した時から、帰る時まで、静かな、静かな時間ときれいな景色と空気を
満喫しました。
キースとサリーのおススメに従って本当に良かった!