
10年前に読んだ浅田次郎さんの『日輪の遺産』。

たまたまこの映画版がテレビで放送されるのを運よく発見したので、録画して、
観賞しました。
本筋は本と同じでしたが、前後のたてつけはちょっと違うものになって
いました。
あらすじに興味のある方は、10年前のブログを見て下さい。
映画で一番鮮烈だったのは、戦争が終わってしばらくしてからの、主人公
たちの生き様でした。
まさに映画のキャッチコピーだった
『いつか、この国が生まれかわるために』
を戦後も貫き通したって感じでした。
浅田次郎さんの作品としては、ごく初期のものですが、映画化されたのは
2011年とかなり後になってから。
初期作品ですが、この後に続いた『地下鉄に乗って』につながる重要な作品じゃ
ないかと思います。
上映当時、見逃していたので、偶然、テレビ放送を発見して、本当にラッキー
でした。