
今期も前期に続いて、役員、管理職層19名の多面評価を実施しました。
全部で11の評価の視点があり、冒頭のグラフが質問ごとの全員の平均点です。
実線が今期、破線が前期です。
興味深い傾向がありました。
全体の平均点は、去年と今年でほとんど変化がありません。
部下からの評価も、

ほぼ去年並みです。
しかし同僚による評価は、

全項目、去年を下回っています。
逆に上司からの評価は、

すべての設問について、去年を上回っています。
自己評価となると、

そういった傾向はまったく見られず、質問ごとに入り乱れています・・・
先月末から先週までの期間で、管理職15名全員と、ひとり1時間ずつ
掛けて評価後の面談を行いました。
その場で、この点について聞いてみたら、管理職のうちほとんどが、
「今回は、同僚の評価基準を去年より厳しくしました」
「去年は悩んだら上の評価を付けていたけど、今年は
逆に厳しく評価しました」
「これから一緒にISOWAを背負って立つ仲間だから、
より高いものが求められると思うからです」
との答えで、結果の裏づけがとれました。
こんな話を聞くと、ISOWAの管理職たちが、とても頼もしく思えます。
面談するのも2年目なので、より深く対話できるようになった気がします。
「これどう思う?」
「はい、それは・・・」
だけで終わることなく、
「じゃあ、それはどうしてそう思うの?」
「そしたらその原因は何だろう?」
「同じ評価項目で、同僚で高い評価を得ているのは
誰だと思う?」
「なぜそう思うの?」
「その人とあなたとはどこが違うんだろう?」
こんな風により深く、深く掘り下げていって、思わぬ展開になったことも
度々で、何人もの人から、
「こんな面談になるとは思ってもみませんでした」
と極めて明るく、前向きなリアクションがありました。
マンネリになるかと思って心配もしましたが、どうして、どうして。
「やっぱりみんな、こうやって一対一で社長とじっくり
話すのがうれしいんですよ」
なんていう声もあったり。
そうだとしたら、私もうれしい。
明日からは4名の役員との面談です。